花より男子二次小説司一筋『時差恋愛24』感想

本記事では、大人気コミックであり『花より男子』の二次小説『時差恋愛-24』の感想やネタバレを書いていきたいと思います。こんにちは。ぼたんです。

前回はつくしが司のエスコート相手として隣に佇む椿の姿を見て、自分の心のモヤモヤは司であったことに気が付きましたね。好きだという事をはっきりと自覚したわけです。

司の姉であるという事に気がついていないつくしは、このまま勘違いしたままどんな暴走をしてしまうのか心配です・・。というわけで、今回も 『花より男子』の二次小説『時差恋愛-24』 について あらすじから感想・ネタバレまでまとめていきますね。ご興味ある方はぜひご覧ください！

■花より男子 二次小説 司一筋の『時差恋愛-24』あらすじ

パーティー会場から逃げ出すように、つくしはホテルの外へと向かっていた。自分の気持ちを知り、涙がこみ上げるつくし。司の隣で優雅にほほ笑む椿の姿があまりにも綺麗で、お似合いの二人を見るのがつらかったのだ。

司を想う事で涙が出るくらいなら、司の顔も見たくないし関わりたくないと涙をぬぐった時、つくしを呼ぶ声がした。振り向くと、息を弾ませてこっちに向かってくる司の姿が。

どこに行くんだという問いに、この状況を説明できないつくしは曖昧に返事をすると、帰ろうとするつくしを見て、なぜ一ノ宮と一緒にいないのか、もしかして一ノ宮と何かあったのかと問う。

つくしは椿にヤキモチを焼いていることなど言えるはずもなく、泣きそうになってい姿を見られてしまった事に対し、適当な言い訳をしていた。すると、「何があったのか知らねぇけど、辛いなら一ノ宮とつきあうのはやめとけ。」と言う司。

そんな事を言う司に、つくしは一ノ宮の優しさを思い出す。いつも優しい一ノ宮と比べて優しくない司。心配する事は何もないと言い返すが、じゃあなんで泣いていたんだと追及される。

パーティーに戻らなくていいのかとつくしが問うと、その本当の意味を理解していない司は大丈夫だという。そこでつくしは、椿を待たせて大丈夫なのか、と椿の名前を出す。

姉を知っていた事に驚く司は、何か変な事を吹き込まれたんじゃないかと思い焦った顔つきをすると、つくしはそれを見て嫉妬し、「私と一ノ宮さんはとってもラブラブなので！あんたこそ、彼女のこと泣かせるようなことしたら許さないからっ！人の心配してないで自分の心配しなさよ！」と暴走してしまう。

■花より男子 二次小説 司一筋の『時差恋愛-24』感想 ネタバレ

始まりました～～勘違い暴走～～～！！笑 片思いしている時って、少しの情報だけで自分勝手にあれこれ妄想してしまって、マイナス思考に陥る事ってよくありますよね。つくしは典型的にそんな感じ^^ あ、司もか！w

まぁ相手が椿じゃ勝ち目もないし、自分の気持ちを引っ込めて何もなかったことにしたい！と思ってしまう気持ちもわからなくもないですね。

つくしは自分が恋してるという自覚が薄い事もどうですが、司への気持ちをどうも素直に受け入れたくないという感じなので、本人に対して素直になりきれない・・そんなもどかしさがあります。

そんなつっけんどんなところに司はめっちゃ惹かれてしまっているというわけなのですが、、原作で見せてくれている椿のドＳなところにつくしが似ているという点はこの作品でも続行中なんでしょうか。まだ椿のドＳ具合は出てきていないので何ともいえませんが。。ｗ自分の母親だったり近しい人がタイプになったりしますもんね。

さて今回の司ですが、、パーティー会場を抜け出してきたつくしを追うように会場の外へ出てきましたね!涙ぐんでいるところまで目撃しているという事から、会場内でもずっとチラ見していたことになります(笑)ストーカー的に追いまくってますね^^もはやつくしへの「好き」が止まらない様子！可愛らしいなぁ～^^ 愛情表現がちょっと間違ってますけどね。

そしてつくしは遂に椿との関係にヤキモチを焼いた結果、別れたはずの一ノ宮とはラブラブだからご心配なく！なんて嘘までついて司と椿の関係を無理やり自分の中で肯定させるかのように「自分こそ彼女を泣かせないでよね！」と言い放ちました。

普通ならこの発言で自分への何らかの好意を感じられると思うのですが、、果たして司はそこに気づいてくれるのでしょうか？？

■最後に

つくしと司のこのすれ違い模様は、鈍感で恋愛下手な二人だからこそなんですよね。26歳にしてこの感じ。全く恋愛に関して成長していないことがよーくわかりました^^

そろそろ大人になったよーってところも見せてほしいんですけど？どうでしょうか。つくし&道明寺、お待ちしておりますよ～～！！