本記事では4月4日土曜日21時放送された映画「8年越しの花嫁」について、その映画の内容が実話なのか?ご本人は今どうなっているのか?過去の記憶は戻ったのか?について、気になる情報をまとめていきます。
8年越しの花嫁は実話なの?映画の内容も確認!
この映画を見られた方は多くいらっしゃると思います。ですが、この映画が実話なのか、ご本人のその後はどうなったのか?まで知らない方もいらっしゃるかと思います。
超感動作なので、気になるところですよね!それでは早速みていきましょう。
8年越しの花嫁 映画のストーリー
結婚式を目前に控えた尚志と麻衣。幸せの絶頂期ともいわれるこの時期、突然、麻衣が意識不明となる。 原因不明の病と宣告され、昏睡状態に。
尚志は、そんな彼女の両親から「もう娘のことは忘れてほしい」と言われるが、彼は諦めることができず、麻衣が目覚めるのを待ち続ける。
1年半後、奇跡的に意識を取り戻した麻衣。 喜びも束の間、麻衣は全ての記憶を失っていた・・。
(以下ネタバレになる為、省略します)
【8年越しの花嫁】見ました!
pic.twitter.com/WSNq9i3Sfk— きょう*ぽむぽむ (@kyk_pompom) March 8, 2020
8年越しの花嫁は実話?
さて、気になる実話か・実話ではないのか?についてですが。。
8年越しの花嫁は、実話になります。
岡山県在住の中原麻衣さんと西澤尚志さんとの間に起きた出来事なんですね。それを元に映画化した作品で、映画の他にもコミックや小説化もされています。
実際の病名は何?
麻衣さんが実際にかかった病名は「抗NMDA受容体脳炎」という難病でした。
聞きなれない病名だったので調べてみたところ、以下のようなものであると判明。
卵巣の奇形腫などに関連して発生することが多い脳炎。
奇形腫の中に脳組織が含まれている場合があり、本来は身体を守る抗体が自身の脳組織も攻撃してしまう。
そのため記憶を失ってしまったり、突然寄声を発したりと異常行動を起こす事も。
若い女性に多い病気だが、患者の79%は回復するというデータがある。
麻衣さんも卵巣を一つ摘出してるので、やはり原因はそこからだったというわけですね。
そんな奇病があるなんてことも知らなかったので、女性である自分も発症する可能性としてゼロではないと思うと少し怖くもなりました。
麻衣さんは本当に記憶をなくしてた?
これは本当に事実で、麻衣さんは2007年の3月11日挙式予定の3か月前に、急にその日の記憶がなくなるという体験をしています。
その後も、「今日何してたっけ?」と記憶がなくなるだけでなく、突然暴言や奇声を発するようになり、緊急入院することに。
入院して3日後には心配停止という危機的状況にも陥り、一命は取り留めたものの意識不明の状態。医者からも「意識が戻る可能性は低い」と診断されていました。
結婚式を挙げる予定だった日にも麻衣さんは目を覚ますことはなく、尚志さんは絶望的な気持ちの中にいたということです。
尚志さんは麻衣さんの両親に「きみは家族ではない」と言われていた?
映画の中で、尚志さんは昏睡状態の麻衣さんに会うため病室に毎日通いました。
そんな状態を見て辛くなった麻衣さんの両親は「きみは家族ではない」からと、もう娘の事は忘れて欲しい、と諭します。
実際に尚志さんは同じような事を言われたのでしょうか?「きみは家族ではない」などと言われたら、心がくじけてもう会いに行ってはいけないと思ってしまいそうです。
実際には入院して1年後に、毎日病室に通う尚志さんを不憫に思った麻衣さんのご両親が、尚志さんのご両親に「他の女の子を見つけて幸せになってほしい」、「もっと元気な子がいるよ」と伝えてほしいとお願いし、尚志さんのご両親からそう言われたというエピソードがあったそうです。
尚志さんの人生が、寝たきりの娘に尽くしたまま終わるのでないか、と将来を心配したからこその言葉だったようです。
それでも「いや、僕は待つ」と諦めずに麻衣さんの看病を続けた尚志さん。麻衣さんがいない将来は考えられなかったからこその決断だったのでしょうね。このエピソードだけでも涙が溢れてしまいます。
尚志さんは結婚式場を毎年予約してた?
映画の中で尚志さんは、当初麻衣さんと挙式する予定だった結婚式場を延期する形で毎年3月11日に予約を繰り返していきます。
実際には7年間ずっとキャンセルされることなく、そのままだったそうです。
お二人のウェディンングプランナーと務めた久保田藍さんがアーヴェリール迎賓館岡山に配属された時、ずっと式準備を進められずにキャンセルもしない状態になっている状況から、きっとなにか深刻な事があったのだと感じたとか。
久保田さんが配属されたときにはすでに当時の支配人やスタッフが誰も残っていない状況で、だれも尚志さんについて知る人がいないまま、予約を受けた際のファイルだけが残されていたといいます。
このファイルがずっと残されていた事が、尚志さんが麻衣さんの事をずっと諦めずに待っていたという事実に他なりません。本当にすごい事ですよね!!
8年越しの花嫁 ご本人のその後は? 現在はどうなってる?
現在、お2人の間にはお子様も生まれているんですね!
『8年越しの花嫁』視聴しました。
健くんと太鳳ちゃんの演技が
すごかったです。ずっと好きでいること…
もう一度好きになること…
本当に素晴らしい愛でした。現在、尚志さんと麻衣さんには
お子さんもいるようで…これからも2人の幸せを
願っています。#8年越しの花嫁#佐藤健 #土屋太鳳 pic.twitter.com/0PQnhEfx62— まこ🍒 (@mako_koi_tsudu) April 4, 2020
結婚式を挙げた2014年の翌年の2015年に長男碧和(あいと)くんを出産。
現在年齢は5才になる頃です!
卵巣の摘出手術で卵巣1つを失っていた状態での妊娠・出産。本当にこれもまた奇跡としか言いようがありませんね。
現在麻衣さんはリハビリを経て歩行出来るまでに回復されているのでしょうか。お子様もいらっしゃるとなるとかなり大変な毎日だと思いますが、子供は自分が生きるための力になります。
今の夢は、『お子さんと一緒に手をつないで歩くこと』。
子供の為に。。とリハビリを頑張っていらっしゃるのだろうと思うと、また心がギュッと締め付けられますね。
8年越しの花嫁 麻衣さんご本人の過去の記憶は戻っている?
奇跡的に意識を取り戻し、現在も歩行が困難な状態ではありますが普通の会話、食事、家での生活は元通りされているようです。
ですが、現在も麻衣さんの記憶は戻っているわけではないんですね。
てっきり、少しずつ記憶を取り戻して今ではもう昔のまま。。という状態なんだとばかり思っていました。
友人や家族との思い出を断片的に思い出せている事もあるようですが、尚志さんの昔の事は思い出せないままなんだそうです。
それでも、献身的に8年間看病を続けてくれた尚志さんに心惹かれ、2度恋に落ちたということなんだそうですよ。尚志さんの愛が2回麻衣さんに届いたという奇跡がまたすごいとしか言いようがありません!
最後に
いかがでしたでしょうか。8年越しの花嫁、改めて感動作であること間違いなしという事がわかったのではないでしょうか。
放送を見逃してしまった方はぜひVODサービスなどで視聴してみてくださいね!
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佐藤健と土屋太鳳の感動的なあのシーンをぜひ!!