本記事では、青森県弘前市にある弘前公園で毎年桜の時期に無料配布されている剪定枝の配布期間からその種類、本数などについて詳しくお伝えします。
こんにちは。ぼたんです。
日本全国各地、どこでも桜がみられる日本ですが、お城をバックにお花見が楽しめる桜の名所はそう多くありませんよね。この弘前公園はそんな名所の中でも日本一と言われるくらい綺麗な桜に囲まれているお花見スポットです!
そんな弘前公園では毎年「桜の剪定」を行っており、無料で剪定枝をいただける時期があることをご存知ですか?家でも弘前公園の桜を愛でることが出来たら嬉しいですよね!
今回はその剪定枝の配布時期情報から弘前公園の桜情報について気になる情報をまとめてみました。今年こそ弘前公園の桜を見てみたい、剪定枝が欲しい!と思っている方、必見です!
弘前公園の桜!剪定される本数・種類はどれくらい?
弘前公園の桜の本数は何本?種類は?
弘前公園の桜はおよそ2600本ほどと言われています。
多いのか少ないのか?という疑問ですが、全国で一番桜の本数が多いのは奈良の吉野山で約3万本。弘前公園の桜は量としては少なく見えますが、圧倒的に質が良いのが売りなんです。
また2600本の桜も有名なソメイヨシノだけでなく、様々な種類の桜を楽しむことが出来、その期間も一定期間ではなく少しずつずれているので、長く楽しむことが出来ます。
弘前公園の桜の種類は?
弘前公園の桜はおよそ2600本ほどと言われています。
多いのか少ないのか?という疑問ですが、全国で一番桜の本数が多いのは奈良の吉野山で約3万本。弘前公園の桜は量としては少なく見えますが、圧倒的に質が良いのが売りなんです。
また2600本の桜も有名なソメイヨシノだけでなく、様々な種類の桜を楽しむことが出来、その期間も一定期間ではなく少しずつずれているので、長く楽しむことが出来ます。
ソメイヨシノ
最も身近で、日本の桜のイメージはこれが定番!という感じではないでしょうか。
薄いピンクの花びらがほっこりと心を和らげてくれる日本の桜の代名詞ですね。
八重紅枝垂(やえべにしだれ)
弘前公園の本丸や二の丸・市民広場などで見られる枝垂桜。濃いめのピンクの花びらが
垂れ下がる枝に沿って咲き乱れ、風に揺れる姿などは心をぎゅっと掴んできます。
関山(かんざん)
八重桜の一種で細かく花びらが重なり合う姿がドレスのようで女の子が好みそうな桜ですよね。二の丸・四の丸・ピクニック広場で見られますよ。特に四の丸ではトンネルのように道の両脇に植えられているので、可愛らしいアーチを潜り抜けている感覚が楽しいです。
弘前雪明り
満開の時期には真っ白な、まるで雪のような桜を咲かせる弘前雪明り。実は弘前にしかない品種ということでとっても貴重な桜なんです。市民からの寄付で植樹されたそう。
咲き始めは紅色に覆輪が入り、満開になると雪のように真っ白になる品種です。
2019年は5月上旬で満開になったというくらい遅咲きの桜です。北の郭、ピクニック広場で見ることが出来ます。
須磨浦普賢象(すまうらふげんぞう)
桜では珍しい黄色の花を咲かせる須磨浦普賢象。はじめは黄色でも、咲き終わりの時期になるとなんとピンクになってくるんです!なんとも不思議な桜ですね。
その色の移り変わりをぜひとも拝んでみたいものです。こちらも北の郭、ピクニック広場で見ることが出来ますよ。
ファーストレディ
今までご紹介してきたどの桜よりも濃いピンクの花を咲かせるファーストレディ。名前のごとく華やかな印象です。こちらは北の郭で見られますよ。
弘前城植物園でみられる桜は39種類!
弘前公園の園内には『弘前城植物園』があり、ここには1500種類の草花がみられるのですが、その植物園内にも様々な桜を見ることが出来ます。
園内にある52種類のうち39種類はここで見られるという事なので、今まで見たことのない品種の桜をたくさん見てみたいという方にはぜひおすすめしたい桜スポットとなっています。
弘前公園の桜の樹齢はどれくらい?
戦後植樹されたソメイヨシノの寿命は、約60年程と言われています。(育っている環境によって左右されるようです)
ですが、弘前公園のあるソメイヨシノ(二の丸与力番所~東内門の間)は日本最古と言われ、推定樹齢は約120年と言われています。1882年(明治15年)に旧藩士であった菊池楯衛によって植えられたソメイヨシノのうちの1本と言われています。
このソメイヨシノは剪定などの手入れによって、良い環境の中育ってきたのでしょうね。
他にも緑の相談所裏にあるソメイヨシノは、日本最大の幹周の5.37mで、推定樹齢は100~120年、樹高10mと立派なたたずまいです。
弘前公園の桜 剪定時期はいつ頃?
剪定は毎年2月頃実施されている
「桜守(さくらもり)」と呼ばれる樹木医さんが園内の桜を管理・剪定しており、2月下旬3月にかけて剪定されりそうです。リンゴの剪定技術を応用しているというのですから、さすがは青森!といった感じですね。
剪定される本数はどれくらい?
2019年は一人当たり5本まで剪定枝を頂くことができました!2018年までは3本までだったところ、人気が出たためか5本までに増えたようです!家の花瓶に5本の枝があれば、咲いたときとっても迫力があるでしょうね。水挿しすれば簡単に咲かせられる手軽さが人気の秘密なのかもしれません。
毎年剪定する理由は?
前述した通り、弘前公園の桜はとても生き生きとしていて、つぼみに頃からふっくら。その理由は桜の枝の「剪定」なんだとか。枝を切るといわれると、いらない枝を「伐採する」というイメージですが、永く桜を楽しむために必要な枝を切り落とすという作業なんですね。
リンゴの剪定はつぼみの大きさや量を見ながら、不要となる枝を落としていき、枝の配置を整えていくそうなんです。その技術を桜の木にも取り入れているおかげで、毎年ベストな状態で開花させることが出来ているということなんですね。
寿命を早く迎えてしまう桜に見受けられるのが「枝の重なり」による日照不足による枯れ。大きく枝を広げる桜同士の重なりによって太陽の光を浴びられずに枯れてしまうということがあるようです。
そのような環境に陥らないようにするためにも、毎年の剪定は欠かせないものになっているのでしょうね。
剪定された枝が無料配布!配布期間はいつからいつまで?
2007年から毎年市民に無料配布されている弘前公園の桜の剪定枝。
2019年は2月22日~約1か月間の毎週金曜日の朝9時から配布されていました。
場所は緑の相談所前だったということで、2020年もおそらく同じ時期になると予想します。
また最新情報が出次第、更新していきますね。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は【弘前公園の桜の本数は?剪定枝無料配布2020はいつから?】についてお伝えいたしました。
弘前公園の桜を一度見たら他の桜は見られない・・とまで言うファンもついているほどの桜の名所に一度足を運んでみませんか。
弘前公園の桜祭り2020は、4月23日~5月6日まで開催予定ですので、ぜひ今年は訪れてみてくださいね。