本記事では加湿器を掃除する際におススメの洗剤「オキシクリーン」について、掃除方法や使い方の注意点などについてお伝え致します。
こんにちは。ぼたんです。
最近ではもうすっかり世間に浸透した「オキシクリーン」。皆さんは使用されていますか?
テレビやネットでも話題になって結構経つので、名前を知っている方は多くなったと思いますが、まだ使ったことはないという方も結構いらっしゃるかもしれませんね。
今回はそんな「オキシクリーン」の実力を改めてご紹介しつつ、加湿器掃除をラク~にする方法をご紹介していきますね。
加湿器から臭いにおいがしたらオキシ漬け!
『オキシ漬け』とはオキシクリーンで漬け洗いするという意味。
オキシクリーンで掃除をされている方には浸透している言葉ですね。
それではオキシ漬けはどの程度期間で行えばよいのでしょうか?詳しくみていきましょう。
加湿器の掃除はどれくらいの頻度で行えばよい?
加湿器のお手入れ、どれくらいの頻度でやるべきなのでしょうか?
メーカーごとに推奨されるお手入れ頻度を見ると、1か月に一度、とか書かれている事も。。
1か月に1回の頻度!?無理無理!と思われた方、激しく同意します。
ぼたんは出来るだけやりたくない派なのでw
すみません。こんな記事書いておいて、本当はめんどくさがりなんです・・w
ですが、めんどくさいと思うのは、意外とその手順を知らなかったり、どれだけ時間がかかるのか・手間がかかるのか知らない方に多いと思うんです。
一度やってみると拍子抜けってくらい簡単なんですよね。まずは一度『作業方法と所要時間』を知ってみるとよいかと思います。
加湿器の嫌な臭いの原因は?
①雑菌の繁殖
②カビの繁殖
上記2点が主な臭いの原因です。
雑菌の繁殖は主に水を入れるタンクの中で起こり、カビの繁殖は主に加湿器の掃除をしていないことが原因で起こります。タンクの中をのぞくと、水垢も結構ありますよね。(目をそらしたくなります・・)
常に水が入っている加湿器はカビが好んで生きる最高の環境ですからね。繁殖することを前提に掃除のタイミング(毎月1日など)を決めておくべきなのかもしれません。(嫌だけど)
菌が繁殖した状態で毎日毎日加湿し続けたら・・どうなりますかね。
想像しただけで恐ろしいですね・・
オキシクリーンを使用する理由
それではなぜ加湿器掃除にオキシクリーンが良いのでしょうか?
その理由についてご説明していきます。
そもそもオキシクリーンとは?成分は何?
オキシクリーンとは、「酸素系漂白剤」です。
主な成分は過炭酸ナトリウム(酸素系)・界面活性剤・炭酸ナトリウム(洗剤補助剤)で、柔軟剤が入ったものもあり、商品のラインナップはここ数年でかなりの量に。
元々アメリカで発売されているものなので「アメリカ版」が主流でしたが、日本で売り出し始めてから「日本版」も作られ、アメリカ版に比べてやさしさにも徹底的にこだわっていて、「界面活性剤」や「香料」など無添加で日本オリジナルの成分が採用されているんです。
日本版の方が環境にやさしくて安心できる感じがしますね^^
(ですがぼたんは界面活性剤の「泡モコ」のオキシ漬けがしたいが為に、アメリカ版を使用しています)
泡モコ↓↓
オキシクリーンを使うメリット
オキシクリーンは「酸素系漂白剤」で、ハイターなどの塩素系より弱いため、漬け置き洗いができ、部品を傷めにくいのでおすすめです。
また、オキシ漬けをした後には少しの力で軽くこするだけで汚れが簡単に落ちていくことは、世間でもすでに実証済みですし、ぼたんの家でも油汚れなどのキッチン回り掃除ではめちゃくちゃ活躍しています!もちろん加湿器の水垢やほこり汚れもラクラク♪
オキシクリーンはどこで売ってる?
オキシクリーンといえばやっぱり「コストコ」!ですよね。ですが会員ではなかったりコストコが遠いという方も多いので、なかなか手に入れるには難しかったりします。
ですが!最近は近くの薬局だったり大型スーパーであれば結構取り扱っている事も多くなっていますね。もちろんwebが一番早かったりするのですが、送料などを考えたら近くのお店で手に入れられたらラッキーですよね。
難点は大容量の為重たいという事。それを考えると通販が楽チンかなと思います^^
加湿器をオキシ漬けで掃除する方法
早速ですが、オキシクリーンを使って加湿器を掃除する手順を追って説明していきたいと思います。お手持ちの加湿器はそれぞれ違うと思いますが、基本手順は一緒ですので、参考にしてみて下さい。
手順1:オキシ漬けしたいパーツを取り出す
お手持ちの加湿器から汚れを取り除きたいパーツを取り出しましょう。
我が家の加湿器を分解してみると、パーツはこんな感じでした。
・プレフィルター
・集塵フィルター
・脱臭フィルター
・ ストリーマユニット
・水タンク
・加湿トレー
・加湿フィルターユニット
加湿器って結構なパーツで構成されていますね・・
我が家の加湿器が古いせいなのか、分解する時点でちょっとめんどくさいと感じてしまいます。
これが加湿器の掃除をしなくなる最大の原因でもあると思うのです。。
話はそれましたが、、
この中でも水洗いOKのもののみを選別して、オキシ漬けします。
我が家の加湿器に搭載されている「集塵フィルター」や「脱臭フィルター」といわれるものは、水洗い不可の為使用年数に応じて交換が必要との事なので、オキシ漬けは出来ません。
もしこれらを除くものでオキシ漬けしてもなお臭いが気になる場合は、それらのフィルター交換をしなければいけませんね。
手順2:ぬるま湯にオキシクリーンを入れる
つけ置きしたい加湿器のパーツを本体から外し、軽く水洗いします。
その後、パーツがかぶるくらいの50度程のお湯をバケツにためます。
そこに、付属のスプーンでお湯の量に適量のオキシクリーンを入れ、完全に粉が溶けるまででよく混ぜます。オキシクリーンが泡立つ様に混ぜ、しっかり溶かして下さい。
※バケツなどの大き目の容器がない場合は、シンクや風呂場の浴槽を使用しても。
掃除の後はオキシクリーンで一緒に汚れを落としてくれるのでぴかぴかになります。
手順3:2〜6時間放置します。
汚れの程度にもよりますが、2時間程度でokです。
逆に6時間以上漬けたとしても、溶剤の有効性はなくなるようで、その効果はあまり変わりません。
手順4:洗い流し&軽くこする
手順2で浮いてきた汚れを軽く歯ブラシやスポンジで洗い流しながらこすりましょう。
簡単に汚れが落ちていきます。匂いは乾かしてみないとわかりませんが、我が家はこれで匂いも今のところスッキリしています。カビ臭さがないと本当に快適!ですよね。水垢汚れもピカピカに!
手順は上記の通り4ステップです。なんと簡単なんでしょう!!
本当にこれで良いの??と疑いたくなりますが、良いのです。綺麗になるんですから!!
全体を通してかかった時間となると2時間になりますが、各作業だけをみると
パーツをはずしてオキシ漬けする → 5分
流して軽くこすり洗いする → 10分
乾いたら元に戻す → 5分
作業時間だけみると約15分!!なんと!!思っていたより全然簡単&早く終わる!
という事がわかりました。やってみないと手間と時間はわからないものですね。
オキシクリーンの使い方と注意点
掃除には万能かと思われたオキシクリーンですが、使用するにあたって知っておくと効果的な事や気を付けておきたい事などがありますので、簡単にまとめてみました。
ゴム手袋などを使用する。
オキシクリーンは過酸化ナトリウムということで、素手で使用してしまうとかなり手荒れしてしまいます。掃除の際には必ずゴム手袋をして作業をして下さいね。
40~60℃程度のお湯を使用
水で漬けたとしても汚れは落ちますが、オキシクリーンの効果が一番発揮されるのはぬるま湯です。お風呂場で掃除される際には、お風呂に入った直後そのまま残り湯で掃除するとべストですね♪
つけ置きは2時間程度
前述した通り、丸一日漬ければ汚れが落ちるかと言われたらそうではありません。
溶剤の効果は6時間程度との事なので、最大でも6時間つける程度にしておきましょう。
使ってみるとわかりますが、泡立ったオキシ入りぬるま湯に汚れものを入れただけで速攻汚れが浮きます。実際にやってみたら、効果が出るのはあっという間だと実感できるかと思います。
金属・アルミは使用不可
加湿器などの機械ものの掃除を行う際に気を付けたいのが「金属系・アルミ」はNGであること。塗装やコーティングれているものなんかも剥がれ落ちてしまう危険性があるので、パーツを外していく中で金属ものは避けておきましょう。
オキシクリーンだけでは落ちないカルキの対処法
加湿器といえば常に水道水を入れ続けている容器。ともなれば、長年使っていると水道水にふくまれるカルキが容器にがっちりついてしまうという事も。
そんな時は、以下手順で対処していきましょう。
クエン酸漬け
水垢やカルキ汚れはクエン酸で落とすのが一般的です。
そこでクエン酸水を作って、オキシ漬け同様つけ置きをします。
クエン酸が家にない場合は、お酢で代用することも可能です。
クエン酸水 : 水1リットル +クエン酸小さじ5
お酢で代用: 水1リットル + お酢 25ml
クエン酸やお酢を掃除に使用した後は、お酢独特の酸っぱい臭いが残りがちです。つける時間はやや短めにして、最後はしっかりすすぐことをおススメします。
重曹ペーストでこする
水垢・カルキ汚れにはクエン酸水がおすすめですが、長年のカルキが固まってしまっている状態の時には「重曹水」でこするのが効果的です。
重曹には研磨作用があるので、重曹を少量の水で溶かして歯ブラシなどにつけ、カルキが固まっている部分をこすります。仕上げにはお湯できれいに洗い流します。
重曹ペースト:重曹:水 = 2:1
スプーンなどでよく混ぜて、ペースト状になったら完成です。
本来重曹は油汚れや焦げ付きなどに強いので、キッチン周りのお掃除には欠かせないものですが、加湿器掃除でもたまに登場します♪
最後に
11月頃になると朝起きた時に喉がイガイガする。。と感じる事が多く、乾燥の季節に入ったな~と思います。
そこでまず一度納戸に眠っていた加湿器をオキシクリーンで綺麗にして稼働させるのが我が家の冬入り行事。
これを月一でも行うことで、綺麗なお水でお部屋が潤っている感じが好きなんです。ぜひ皆さまもお試しくださいね。